[非模型話]Kマウントデジタル機に帰ってきた

    そういえばサヨナラKマウントシステムなんて事を8月に書きましたが、それから何と5ヶ月しか立たない2017年劈頭にいきなりKマウントシステムに帰って参りました。おいおいK-1買ったのかい、なんてご心配なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、いやいや手前K-1には一言二言三言四言伝えたい事がもう重すぎてこのまま潰れちゃいそうです、心意気は認めるけれどそれだけでは今4つ、というスタンスの人間であり、そんな訳で我が家にPentaxのAPS-Cカメラフラッグシップ、K-3IIがやって参りました。16-85レンズキットで。

    いや、K-1のフルサイズセンサー搭載デジタルKマウント一眼レフカメラというポジショニングは嫌いというより寧ろ好き、涙を流して歓迎すべき福音である事は間違いないのではあるけれど、なんというか場当たり的と言うか違うんだよそうじゃ無いんだよという感触が余りに目に付くのです。色々ある中でザ・モスト気に食わない部分を言うと

    • ファインダーがあまり宜しくない
      ファインダー拘ってます!と言う割に倍率の低いファインダー、しかも液晶挟み込みの弊害としてスクリーン交換不可。というかヨドバシとかで試させて貰った時に思ったのですが、ピントが見えない!倍率が上げられないのならば寧ろファインダー交換の自由ぐらいは残してユーザー側で勝手にさせて欲しかった。K-5系列もK-3系列も使ってる人がどれだけいるのか、っていう点は別として、ファインダー交換の自由が残っていたのに、それをバッサリ切り捨てるという退化がまず気に食わない。キヤノンのEOS 1D系だってMk2に至るまでファインダースクリーン交換機能は残しているのに。フラッグシップを名乗るなら、ここでは妥協して欲しくなかった。理想を言えばPentax LX級にピントがバリバリ見えるレベルの物を、それが出来ないならせめて、せめてもう少し倍率を……。
    • 絞り検知環が復活していない
      K-1、仮にもフルサイズのKマウント機なのだから、当然銀塩MF用のあのレンズやこのレンズがデジタルで復活!ってのを期待するのは当たり前。ところがここに落とし穴。K-1が採用したのはデジタル化される少し前ぐらいから導入され始めた、マウント穴向かって2時方向の絞り検知環が省略されているKマウント。お陰で古いレンズは絞り込み測光専用になっており、撮影時のテンポが悪い事この上ない。ニコンは不変のFマウント!って宣伝してさもFマウントisユニバーサル、みたいなテイストを醸し出しておりますが、PentaxのKマウントもかなりの不変力を誇るマウントなわけで(サブタイプが無いとは言ってない)。どうせフルサイズ!過去の資産も!みたいな話をするんだったら、絞り検知環の復活が切実に欲しかった。

    この2点が解決されてれば別に連射力なんか無くなって良いし別にPentaxのAFが早かったりウルトラ精密だったりするような事には期待してないのでK-1買っても良かったのだけれど、割とガッカリネスが高かったのでK-3IIへ。APS-C、だからどうした!!!!!

    で、そのK-3II。第一印象としては格好いいな、というのが正直な所。ルイジコラーニ的なヌンメリとした曲線よりも寧ろエッヂーかつスパルタンな、旭光学フレーバー溢れる容貌。勿論ヌンメリネスの極致とでも言うべきZ-1Pが大好きな自分としてはトロりとトロけたフォルムは寧ろ好きですが、とは言え昨今の流行り的にはこの形状で正解なのかな、とも思います。

    写りはPentaxのカメラらしくやや彩度高め、しかもかなりシャープ。

    _IMG0563Pentax K-3II + Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2.0 ZK, 1/500, F6.3, ISO200

    この手の青の出方とかを見るとああPentaxのカメラに戻ってきたなぁ、なんて気がするのです。先日ちょっと無理して手に入れたDistagon 35mmもシャープで実にベネ。今後色々楽しくなりそうな気がするのです。

    _IMG0581Pentax K-3II + Carl Zeiss Distagon T* 35mm F2.0 ZK, 1/5000, F5.0, ISO200 

    じゃあ、今日はここまで。


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