ジオラマとビネットの境界線と派生議論

    そんな話題がtwitterで出まして、togetterで纏めました。宜しければご覧下さいませ。というかまぁ、手前は少なくともこの手の模型用語に関して言えば到底ニュートラルから程遠い意見を持っているわけで御座いまして、それは即ち日本模型雑誌、特に大日本絵画系のアーマーモデリング誌に対しての非常に否定的な感情に立脚しているわけで御座います。

    特に、情景模型、所謂ジオラマに対してダイオラマという勝手な新訳をぶつけて得意気になるその感覚と言うか、それが今一理解できないわけです。成程、それが原音に近いというのならばそうでしょう。ただ、じゃあ君らそこまで徹底してんの?と。Vallejoの転写がバレホだ、と主張する方々もそうですが、ねぇ、それ意味あんの?と。いや、原音に近い表記を心がける事を否定しちょる訳じゃあないんですよ。英語のVの音はヴで表記されるべきだ、とは確かに思いますし、そう心がけてるつもりです。

    ただね、例えば商品名やら何やら、それも正式に日本に入ってきているファレホみたいな物に、いちゃもんをつける事に果たして意味があるのかな、と思うわけですよ。定着した語に新たに語をぶつける事に意味があるのかな、と思うわけですよ。確かにVallejoの発音はバレホが近いのかもしれないが、でも日本でボークスが売ってる商品名ってファレホカラーだよね?と、そう思うわけですよ。結局それって俺は他人が知らない「正しい」知識を持ってるんだぜフフン、って気取りたいだけなんじゃねぇの、とか思っちまうわけですよ。

    日常でノートパソン使うしフライドポテト食べてるよね?とか意地悪く思っちまうわけですよ。LaptopでFrench Friesって言わないよね?フレンチフライ?ブブー。フレンチフライズだよ、とか思うんですよ。寒かったら首にマフラー巻くよね、Scarf巻かないよね、と。エアコンつけるよね、エアーコンディショナーじゃないよね、と。不正確な語が日本語として定着した状態で、こっちの方が精確だから、つって新語を提唱する、それに意味あんの、と。人名は別だと思うんだけどね。人名は可能な限り精確に転写されるべきだとは思うんだけれど、じゃあそれはそれでウクライナコサックのヘーチマンであるボフダン・フメリニツキーとかどうすんの、と。Богдан Хмельницький。Богдан は良いよ。ボフダンだよ。フの音さえFにならないように気をつけたら多分普通に言っても通じるよ。でもХмельницькийどうすんだ、と。フメリヌィーツィクィイ?フメリニツキーよりかは近いね、確かに。でも全く不正確だよ、と。もう一音目からコレだと。フだとФ(F)とГ(H)とХ(Kh)の区別つかねぇだろう、と。

    つうか例えばまぁファレホが何か全く違う名前で、日本語には存在しない音の塊の名前だったらそういう事果たして言い出すのかな、とか思うんですよね。その日本語には存在しない、発音し辛い語の塊を日本語で発音できるように落とし込んだ時に、その名前は不正確だ、と言い出すのかな、と。言わねえぇんじゃないかなぁ、と思っちまうんですよね。エアブラシって英語だと強くシって発音しないけど平気なの?エアブラシュの方が近いんじゃない、とか思っちまうんですよね。

    まぁ、そんな事で御座いますよ。英日両方喋れてウクライナ語を齧ってる人間の戯言だと思って下せえ。

    じゃあ、今日はここまで。


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    「ジオラマとビネットの境界線と派生議論」への2件のフィードバック

    1. こんばんは、こちらでは初めまして。

      ヴィネット()と言えばだいぶ前のMG誌での
      ユーロミリテール紹介記事だったか何かの中で、
      フィギュア3人以下の小情景って感じで紹介されてた記憶があります。
      少なくともそれが私にとっては雑誌で初めてビネットって存在を知ったきっかけだったような。

      今思えばユーロミリテールのClass 8を翻訳紹介したんでしょうね。
      http://www.euromilitaire.co.uk/editorial/page.asp?p=633

      1. や、おひさしぶりです。
        ユーロミリテールのクラス8規定は知りませんでした。
        なるほど、この基準だと素直にサイズ、スケール的な制限に思えますね

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