静岡ホビーショー2011 レポート

    さてさて光陰矢の如しとは良く言った物で、日常のあれやこれにかまかけていた所、あっという間に二週間の月日が過ぎさり、どうにもこうにも末恐しい気分を味わっておりますが、去る5月14日15日の土曜日曜と二日間ばかり、節電モードに入ったとて未だその威光比類なき東京から日本が誇る超高速公共交通期間、所謂新幹線に揺られて静岡まで足を伸ばして参りました。我々模型人にとって静岡とは即ちタミヤ/ハセガワ等諸々の模型会社のお膝元であり、早い話がちょっくら静岡ホビーショーに参加して来た訳で御座います。

    「うるせぇテメェの御託なんぞ良いから写真を見せろ写真を」というせっかちさんでイケズででも自分にちょっぴり正直なあなたはFlickrのフォトセットをどうぞ

    IMG_5054普段は六月の末に帰国してくる為、今回が初参加となりまして、所属している模型サークルたるBlog Modelersの一員として合同展示会に出品して参りました。広い展示スペースに犇く作品の群れは実に美しく、嗚呼これぞ模型展示会の醍醐味、噫これぞ模型人の至極ならん、などと思っていたわけで御座います。出品ジャンルに縛りが無い為、ガンプラからヒストリカルフィギュアでが一同に会するその状況は正に2mcの目指した物ではなかっただろうか、そんな気持ちが湧かなかったと言えば嘘になります。つまり、果して大規模な展示会を行なう際に、これ以上の多様性を持たせ得るかと言えば、酷く疑わしいのではないか、という事なのですが。

    IMG_5198ブログモデラーズの末席に名前を加えて頂いのが2007年の九月三日で御座いますから、つまりサークルの活動に参加するまでに大体3年半の時間を要した計算になるわけで。勿論物理的な制約が大層大きいとはいえ、ちょいと遅すぎたかなぁ、なんて気もしてまいります。実際に参加してみた合同展示会において、我々ブログモデラーズは大層緩い雰囲気を醸し出しておりまして、痛戦闘機あり、カーモデルあり、諸々有りと非常にごった煮感漂うブースは、Blog Modelersの良い意味で非常に緩い結団理念の精華と言えるのではなかろうかと愚考致します。ちなみに手前はローマ兵、スパルタ王、枝野君の三つが主軸で御座いました。尚、一日目終了後の懇談会において行なわれたキット争奪ビンゴ大会にて、人生初のバイクキットを手に入れたので、

    IMG_5133この静岡のような大きなイベントの醍醐味とは人と会う事、並びにその作品に触れる機会を得る事ならん、と考える手前にとって、今年度の静岡は大変有意義にしてエッヂの立ったイベントでありました。普段twitterで絡ませて頂いているfuma氏の最近作品(//)有りの、たかの氏の手による山口二矢烈士(// -皺の流れのリズムとパッケージの作りの細かさたるや!)有りの、知人にして手前が”余り好意的な感情を抱いていない”模型雑誌AM(今はMGに移籍なさったんだっけ)のライターたるシュック氏の手による作品(/)有りのなんのかんのと大変素晴らしい作品群と人々に御会いする機会を得、知己を得る事と相成りました。出会った人で言うと、知らず知らずのうちに通訳していたのがダグラス・リーであったりだとか(後で判明)、中々に面白い事態も発生しておりました。ちなみにダグラスは上述のシュック氏の作品「ロ」、ANZACのジオラマにおいて、「椰子の木の上にくっついてる髭部分が大変正しい、何のマテリアルで再現しているのか知りたいぐらいだ」とエラく興奮しておりました。

    IMG_5080数ある展示の中でも特に手前が時間を費したのは、AFV系モデラーでは非常に有名なミグ(ミゲル・ヒメネス)氏の実演でありました。カラーモジュレーション型塗装の実物を見られたのも幸運だったし、目の前で着々と施されて行くウェザリングのテンポの良さ、そしてエッヂの立った性格が見える物の非常に明るく人懐こい語り口など、実に楽しい時間を過させて頂きました。で、そのデモンストレーションを通じて判明した彼のスタンスの特徴というのは、則「完璧を目指さない」「可能な限り簡易な技法を行なう」「常にミスを修復できる技法を使う」という3つに分類できるかと思うわけです。本人に直接聞いた所、「時間をかけ過ぎては完成しない。恐らく私も完成しない。確かに私の技法は完璧では無いかもしれないが、早いし、簡単である。だから完成する。だから次に行ける。」と言っておりました。これは昔Calvin Tanにアクリル塗料を使用する理由を聞いた時の回答、「早いから。早く完成させれば次に行けるだろう?」と被るような錯覚を覚え、噫これが世界クラスのモデラー達のスタンスか、と軽い衝撃を受けたような気がしてしまいました。ちなみに唯一残念だったのは、ミグの通訳をしていた方(マルタケインターナショナルの方だったような)の通訳が「余り自然でない」というか「余りミグの言っている事を反映していない」という状況だった事でしょうか。英語と日本語両方理解出来る手前としては腹立たしい瞬間が二度三度。

    総じて大変楽しいイベントでありました。特に色々な方に会えたのが一番宜しゅう御座いました。いやあ、良かった。又、行きたいね。

    その他諸々の写真につきましてはFlickrのフォトセットをどうぞ

    じゃあ、今日はここまで。


    人���������

    似たカテゴリーの投稿